演算子について、見てみましょう。以下のコードに出てくる演算子を知っていれば、だいたい OK ではないでしょうか。
procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject); var i, j, k: Integer; x, y: Double; begin i := 10; j := 20; k := 30; if i <> 20 then // iが20でないなら begin Dec(k, 20); // k := k - 20; if (i = 10) and (k = 10) then ShowMessage('iとkは10です'); k := j div i; // k=2 if not (k = 4) then // ()は必須です! ShowMessage('k = '+IntToStr(k)); end; if (i >= 3) or (k <= 1) then // どちらか成立すればOK begin ShowMessage('i = '+IntToStr(i)+' k = '+IntToStr(k)); end; x := 200.4; y := 12.3; x := x / y; ShowMessage(FloatToStr(x)); k := 13 mod 2; // 余りを求めます。 ShowMessage('k = '+IntToStr(k)); end;
注意しなければならないのは、divと、「/」です。 divは整数の割り算で使います。一方、「/」は、浮動小数点(簡単に言うと、少数点のある数です。)に使います。<型変換も浮動小数点の場合、IntToStrではなく FloatToStr を使います。変数の宣言も、ここではDoubleを使っています。(Integerは整数しか扱えません)Doubleでは、小数点が扱えるということだけ知っておいて下さい