普通、ボタンはフォームに張るものなんですが、一旦フォームに貼り付けたボタンを切り取って、エディタに貼り付けることもできます。早速やってみましょう。とりあえず、ボタンをフォームに貼り付けてください。それからマウスカーソルをその貼り付けたボタンに持っていき右クリックで切り取るを選んでください。
こんな感じになります。
切り取ったら、そのままエディタの上で右クリックして、貼り付けて下さい。
なんと、エディタにボタンが張り付いてしまいました。その、表示されている数字を変えてみたくなりますね。変えてみましょう。ついでに、文字も変えちゃってください。変えましたら、またフォームに戻してみましょう。どうなるんでしょうか。
切り取りましたら、フォーム上で右クリックで貼り付けて下さい。
エディタで、変えた部分もちゃんと反映されました。これは、ボタンだけでなく ほぼ全てのコンポーネントに共通している操作です。 あまり、有用な操作ではないかも知れませんが、他の人の作った物を解析する場合や、 自分の貼り付けたコンポーネントが、どのような状態でいるのかを知る場合には、 役立つと思います。
Delphiにおける最初のプログラミングは、コンポーネントを使うことが殆どですので、 エディタにそのコンポーネントの情報を貼り付けて数値や文字で見ることが 重要な場合があると思いますので、知っているだけでも十分役に立つと思います。