Delphi には、Polygon メソッドというのがあり、これを利用すれば簡単に多角形を描くことが出来ます。例えば、以下のような例を試してみましょう。
procedure TForm1.FormClick(Sender: TObject); var Points: array[0..2] of TPoint; begin Points[0] := Point(30, 10); Points[1] := Point(100, 80); Points[2] := Point(50, 80); Canvas.Polygon(Points); end;
実行して、フォームをクリックしますと図形が描画されます。このように TPoint 型の配列を用意しておいて、Polygon メソッドに、その配列を渡すことで、図形を描画することが出来ます。また、配列を用意せずに直接、値を代入することも可能です。以下の例を見てください。
procedure TForm1.FormClick(Sender: TObject); begin Canvas.Polygon([Point(30, 30), Point(120, 120), Point(80, 100), Point(30, 100)]); end;
このように、直接、値を使用することも可能です。また、Polygonメソッドでは、最初の点は、常に最後の点に結び付けられて図形を描画することになっています。