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1) コントロールを選択した状態で ESC キーを押すと親のコントロール
が選択される。パネルなどで覆われたフォームを選択するのに便利。
2) ALT+0 でウィンドウの一覧を表示できる。隠れたウィンドウにすばやく
切り替えるときに便利。
3) HKEY_CURRENT_USER\Software\Borland\Delphi\X.0\Component Templates
に CCLibDir というエントリを追加してフォルダ名を指定すると
delphi.dct(コンポーネントテンプレート)ファイルのフォルダを変更できる。
4) クラス定義の中で Ctrl+Spaceを押してメソッド名を打ち、リストから
override したいメソッドを選ぶと、継承しているメソッドの override の
記述を簡単に挿入できる。override まで付けてくれるので、Ctrl+Shift+C
を続けて押せば、実装のスケルトンまでがあっという間に生成される(Delphi 6 のみ)。
5) クラス定義の中で Ctrl+Spaceを押してメッセージ名(から '_' を抜いたもの)を打ち、
リストからメッセージ処理メソッドにしたいメッセージを選ぶと、メッセージ処理メソッドが
簡単に挿入できる。Ctrl+Shift+C を続けて押せば、実装のスケルトンまでが
あっという間に生成される(Delphi 6 のみ)。
6) HKEY_CURRENT_USER\Software\Borland\Delphi\X.0\Component Templates
に ExtraUnits というエントリを加えると、Ctrl+Space の検索対象に
uses に加えていないユニットを追加でき、Ctrl+Space で挿入を行うと、
uses 節が自動調整される。
7) 複数行をまとめてインデントを右にずらすには Ctrl+Shift+I、逆は
CTRL+SHIFT+U
8) ALT+F8 次のエラー行に移動。ALT+F7 前のエラー行に移動。
コンパイルエラーを処置しているとき少し楽ができる。
9) Ctrl+O+O コンパイラオプションの挿入
コンパイルオプションに左右されないソースが作れる。
10) Ctrl+Shift+G GUID の挿入。
interface を使うときは常識?
11) 環境オプションで「キャプションを表示」をチェックすると
非ビジュアルコンポーネントの名前がコンポーネントの下に表示される。
非ビジュアルコンポーネントの選択が楽になる。
12) Shift を押しながら、コンポーネントパレットのコンポーネントを
選択すると、同じコンポーネントを連続して貼ることができる。
常識?
13) プロジェクトオプションの「パッケージ」で設計時パッケージのチェックを外すと
IDE の起動を劇的にはやくできる。設計時パッケージを削除するのではなく、
チェックを外すだけなので設計時パッケージのチェックを付け直せば、
IDE を再起動することなく、設計時パッケージを後で随時ロードできる。
CLX, Indy, Fastnet など、普段使わないパッケージを外すだけで効果絶大
14) コンポーネントパレットを右クリックし、「タブ」を選ぶと、コンポーネント
パレットのタブページ名の一覧が表示され、タブページをメニューで選択できる。
(Delphi 6 のみ)
15) リポジトリ(Delphi32.dro) のフォルダは、「環境オプション」の「共有リポジトリ」
の「ディレクトリ」で指定できる。
16) ラベルとエデットボックスの垂直方向の位置を揃えるときは、両者を選択して、
右クリック、メニューから位置あわせを選び、「垂直位置合わせ」で
「中央に置く」を指定する。
マウスで微調するよりずっと簡単です。
17)デバッガオプションで「エディタローカルメニューを変更する」を
チェックすると、デバッグ時、コードエディタを右クリックして
表示されるローカルメニューのトップレベルに、インスペクト
や CPUウィンドウの表示など、よく使うコマンドが表示される
ようになる。
18) プロジェクトマネージャーでプロジェクトに拡張子が .allen
のファイルを追加して右クリックすると、ローカルメニューに
Meet Allen Bauer と表示される。選ぶと IE が立ち上がって
彼のページが表示される(Delphi 5 のみ)。
技じゃなくて Easter Egg ですね(^^
19) Ctrl + Shift + Space: 宣言表示 常識ですね。
20) ALT + マウスドラッグ: 矩形選択
21) [表示]→[デスクトップの配置]→[デバッグ時に使う]
でデバッグ時のデスクトップ配置を指定できる。
22) Ctrl を押しながらオブジェクトインスペクタ等を移動すると
ドッキングされない。
23) 環境オプションで環境変数を設定すると、他の環境設定で
$(Delphi) などと同様にその名前を使うことができる。
(Delphi 6 のみ)
24) コード、フォーム、オブジェクトツリービュー、ダイアグラムやコードエクスプローラは、
[ファイル]→[印刷]で印刷できる。常識?
25) プロジェクトマネージャでリソースのソース(filename.rc)をプロジェクトに
追加すると{$R filename.res filename.rc} の形式で、プロジェクト
ソースに指令が自動挿入される。逆にプロジェクトソースにこの形式で
書き込むと、プロジェクトマネージャで表示される。
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パネルに乗っているコントロールをドラッグで選択したい場合は
[ctrl]キーを押し下げながらドラッグする.
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選択したコントロールは以下のキーで微調整できる。
・SHIFT+→で1ドット大きく。
・CTRL+→で1ドット右へ。
・←↑↓も同様。
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VCLのソースを見たい時の小技?
Button1: TButton;
というコードがあった時,TButtonのVCLソースを見たい場合.
[Ctrl]を押したまま,TButtonのところにマウスをもっていくと,
(マウスをもっていってから,[Ctrt]も同じ)
下線が表示されます,そこでクリックすると
VCLのTButtonのコードに行きます.
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* コンポーネントパレットからコンポーネントを選択し,F1を押した場合,選
択したコンポーネントのヘルプが表示される.
* フォームデザイン時に貼り付けているコンポーネントを選択し,F1を押した
場合,選択したコンポーネントのヘルプが表示される.
* コードエディタ上で記述しているクラス(TEdit, TStringList等々)へカーソ
ルを持っていきF1で該当クラスのヘルプが表示される.
例:FList: TStringList;
~~~~~|~~~~~
+-- この範囲内で
* フォームデザインとコードエディタの切り替えはF12でおこなえる.
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・エディタで[Ctrl]+[Tab]で次のコードに移る(Windows標準の動きと言ってし
まえばそれまでなのですが)
・[Ctrl]+[Shift]+[0]、[1]・・・でしおりの設定/[Ctrl]+
[0]、[1]・・・で
しおりにジャンプ
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Ctrl+Space で出てくるクラスメンバーの補完ウィンドウを右クリックすると、
スコープ順とアルファベット順を選べるという話が以前出てましたね。
教えてもらわなければ一生気づかない。。。(^^;;
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IDEの小技ではなくPascalコーディングの小技ですが・・・(^^;)
よく使う略記法などを。
・論理型の代入に評価式を直接。
if A = 10 then
Option1.Enabled := true
else
Option1.Enabled := false;
なら、
Option1.Enabled := (A = 10);
の一行で済みます。
・集合演算子を用いた評価式の略記法。
if (A = 10) or (A = 20) or (A = 30) then
なら、
if A in [10,20,30] then
if (10 <= A) and (A <= 30) then
なら、
if A in [10..30] then
って書けますね。逆の範囲外をテストする時は
not を付けるだけです。
Cのような3項演算子やマクロがないので
このように楽な書き方を探してみたりします。
便利なんですが
if A in [-10..10] then
とか
if A in [0..256] then
とかできないのが痛いところです。
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・デバッグ中に、例外が発生したとき、エラーメッセージダイアログを
アクティブにし コピー(Ctrl+C) => エディタ等へ貼り付け(Ctrl+V)で
エラーメッセージが張り付く。
【使い方】
メール等でエラーがでました。というと、どんなエラー?詳細な情報を
示せ。と怒られてしまうのがいちいち手でエラーメッセージを打ち込む
のは面倒なとき。
以下のような感じで張り付きます(サンプル)。
--------- ここから ------------------
---------------------------
デバッガ例外が発生
---------------------------
プロジェクト DBList.exe が EOSError クラスの例外を生成しました。
'システムエラー。コード:6.
ハンドルが無効です。'
プロセスは停止しています。再開するにはステップ実行または実行を選択して
ください。
---------------------------
OK ヘルプ(H)
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更新日:2005-02-12